
KEYAKI利用歴4年目のEです🐰
私は春夏秋冬 なにかしたくてたまらないタイプのひとです。
そして 幸いなことに なにかとやることがあります。
(ご安心を。なるべく何もしないという栽培方法もあります)
12月の終わりから2月にかけてはとても寒いので
新たに苗を植えたり、種を撒いたりできるお野菜がほとんどない時期ですが
この時期だからヤレルコトがあります。
それは なにも植わっていない場所の『寒起こし』と『年間栽培計画』
今回は『寒起こし』について
寒起こしは簡単にいうと 土をクワやショベルスコップなどで
ゴボッとかたまりで掘り起こすことで、大きく2つのメリットがあります。
1つ目は 冷たい空気と酸素で 害虫(その卵も)や病原菌を死滅させる、
つまり薬品を使わずに土壌を消毒できるというメリットが得られることです。
2つ目は 土の中に含まれる水分が霜柱になって土を膨らませたり、
それが解けるときに土を崩したりして 土をほぐしてくれることです。
これ、難しい呼び方で土を団粒化(だんりゅうか)させるっていいます。
丸い大きめのお団子を箱に詰めたところを想像して下さるとわかりやすいのですが、
同じ箱に小さいお団子を詰めたときに比べると 大きなすきまができます。
このすきまがポイントで、そこには新鮮な空気が入りこめて 水を含めて
しばらくあとには ちゃんと乾くことができるのです。
土が乾いたらダメじゃない?とお思いかもしれませんが、
根っこにとって いつまでも濡れた土にいることって
人間に例えると濡れたパンツをはかされてる状態なんです。
お尻が蒸れたら気持ち悪いですよね かぶれたりして。
根っこはお尻じゃないのでかぶれないけれど ひどいと根腐れしちゃう。
健康な根っこ作りが健康な野菜作りの始まりなのです
土を団粒化する方法は他にもありますが、それはまたの機会に。
寒起こしの写真を添付しようとおもったのですが
私の畑にはミミズさんが多く居て苦手な人には気の毒なので
代わりにKEYAKIログハウスの窓の美しい霜の写真を