イースター🥚🐰

ヨーロッパでは古来より春の訪れを祝う祭りが行われていて
これがのちにキリスト教の復活祭と結びついたそうです。

大地に新しい命が誕生する季節をお祝いしお祭りをする
🍃葉っぱが出たお祝い 芽が出たお祝い🌱
人間が自然を 敬って慕って共に生きていたのですね(^^)

イースターといえばイースター島という名前の島があります。
かつてイースター島には豊かな森林があったそうなのですが、
人々が木を伐採し続けた結果、森林が失われ、生態系が崩壊したそうです。
要因としては 社会的・文化的な要因も関係しているものの、
環境破壊も社会衰退の一因となったといわれています。

この歴史を持続可能な農業や環境保護を考える上で非常に重要な教訓とし
生態系を大切にすることの重要性を考えるきっかけとし
しっかり受け取り実践していきたいなと思います。

先ずは自分の身のまわりを考えることから。
守りは現状維持:環境負荷無く維持するにはどうしたらいいかな?
攻めは積極的な改善:今までのやり方を見直し、より良い方法はないかな?
『全く考えない』と『少し気にしてみる』との差異は小さくないと思うのです。

こんなブログを書こうと思ったきっかけは 先日訪れたEXPO2025で
モナコパビリオンに感嘆したせいでもあります。
そこでは「Take Care of Wonder」というテーマのもと
自然の驚異を守ることの大切さを伝える展示がなされていました。

特に外周部分の展示が 芸術的に美しく、視覚的にも楽しめる構成でした。
しかもそれは 想いを伝え表現してあるという一方通行な展示物ではなく
没入型の体験を通じて学べる展示方法であることが特徴的でした。
小さな子どもから大人まで、それぞれの視点で楽しみながら
深く考えられる構成になっているところが素晴らしかったです。

庭園植栽も素晴らしかったのですが、なかでも樹齢500年のオリーブの木がもう!
その存在自体が持続可能な自然の象徴とのことでした。
この庭園は、モナコ公国の環境保護への取り組みを反映した美しいデザインで、
訪れる人々に自然の大切さを感じさせる空間になっているそうです。
オリーブの木は長寿の象徴。長期に渡り持続可能な未来を代弁する存在。
大きく腕をひろげ、さぁいらっしゃい と言ってくれているような枝が
とても素敵で見惚れてしまいました。

また、その庭には 見る位置、視点、目線の高さを変えることで
まるで魔法のように異なる形や文字が現れる作品がありました。
自然の驚異や生命の多様性を表現するために設計されたということでしたが
ふしぎで美しくて ぐるぐる 上がって下がって かなりの時間眺めました。
(感動しすぎて写真を1枚も撮っていなかったことに翌日気が付きました😢)

「貸農園KEYAKI」で畑を耕すことは、持続可能な環境保護への取り組みのひとつですが
ウェルビーイングの意味から、自分にとっても大きなメリットを得ていると感じています。
日々の作業を通じて、自然の営みをより深く理解できるようになりました。
作物を育てるためには 人間の(自分の)都合ではなく
土や植物、生き物との適切な関わりが不可欠です。
新たな視点で観ること 考え感じることが 何より楽しく嬉しいと感じています。

また、畑で出会う様々な生き物たちは、命の巡りを静かに教えてくれます。
風に舞う蝶や、土の中で働くミミズ、小さな種から育つ野菜
そのすべてが、それぞれの季節のなか 絶妙なバランスで存在しています。

自然と共に生きる喜びを感じながら、これからもこの環境を大切に守れるよう
貸農園KEYAKIでの時間を楽しみたいと思います。

ブロッコリーが実りました もうすこし大きくしてから収穫したい